Kreidezeit(クライデツァイト)の誕生
ドイツ国内では純自然塗料メーカーとして常にトップクラスの評価を得ている同社ですが、
青空市場がそのスタートとなったことは余り知られていません。
社長のGert Ziesemann(ゲルト・ツィーゼマン)氏は青空市場で有機野菜を販売する傍ら、
訪れるお客さんに化学物質をいっさい含まない
伝統的で安全な塗料や壁材の作り方を分かりやすく説明していました。
これが徐々に評判を呼び、1988年に自然塗料メーカー“クライデツァイト社”が産声をあげました。
Kreidezeit(クライデツァイト)の哲学
■全ての成分 / 原材料は公開されています
卵や大豆、うるしなどの自然・天然の原料でもアレルギーを引き起こすことがあります。
しかし、すべての原材料が公開されていればアレルギー体質の方もアレルゲンを含まない製品を選択することができるからです。
■人と環境に配慮した安全な製品作りを行っています
エンドユーザーに対する安全だけではなく、「原料の採掘・採取」、「製造」、「施工」、「住まう人」、「廃棄時」の
全ての製品ライフサイクルにおいて常に人と環境に配慮した安全な製品作りを行っています。
また、製造は原料を“粉砕”、“濾過”、“加熱”するといったシンプルなプロセスで行われており、
必要なエネルギーはおがくずを燃やすことによって賄われています。
■歴史的建造物や重要文化財の修復作業に関するノウハウを提供しています
東西ドイツが統一されるきっかけともなった聖ニコライ教会やドイツの作家ゲーテの生家、
作曲家バッハゆかりの教会など様々な歴史的建造物や重要文化財の修復作業の際には製品だけではなく、
ノウハウも同時に提供しています。
■セミナー開催などを通じて常に情報を発信しています
ドイツ国内ではマイスター、販売店、DIYユーザーなどに対して様々なセミナーが常時開催されています。
また、毎年テクニカルチームが来日し、日本各地でもこれまでに30回近くのセミナーが開催されました。